ライター:シン
偉大なるレガシーゲーム Grand Theft Auto Ⅲ(以下、GTA3)は世界において良い面でも悪い面でもゲーム業界を問わずに多大な影響与えた作品である。 トップビュー視点でのゲームプレイだった前作までと打って変わって、フル3D・シームレス・オブジェクト密度を…
時代を変えた伝説 ゼルダの伝説 時のオカリナ(以下、ゼルダOT)は筆者などが言うまでもなくビデオゲーム史上において最も重要な作品の筆頭に挙げられるタイトルである。当時のNintendo64でプレイをしていた筆者も同時期に発売された3Dタイトルとは一線を画す…
RPGの原体験が現代に Baldur's Gate 3(以下、BG3)は全てのRPGの始祖ともいえるTRPG「Dungeons & Dragons(以下、D&D)」を母体とするRPG作品である。日本向けの発売が少しタイムラグがあった事もあり、海外での高評価の声は聞こえてはいたものの購入を見送るつ…
魔族の“カリスマ”よ、真の王を目指せ。 ドラゴンクエスト モンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅(以下、DQM3)はドラゴンクエスト モンスターズシリーズのナンバリングとしては非常に久しぶりのタイトルである。というよりも今になってナンバリングが登場する…
I know the moon, and this is an alien city. リバース:1999は中国のメーカーBLUEPOCHにより開発されたタイトルである。本作は事前の宣伝にも非常に力を入れており、またPVなどからもわかるようにビジュアルスタイルおよび音楽が非常にオシャレだ。他作品…
ファンタジー×現実の2重活動 リアセカイはルーンファクトリーシリーズの制作陣が関わるハクスラ型のゲームである。ルーンファクトリーシリーズをいくつかプレイしていた筆者にとっては応援の意味もあり購入した経緯である。 今回はリアセカイについて記載し…
言葉は希望か、絶望か。 FREDERICAはマーベラスより発売されたローグライクハクスラ型のARPGタイトルである。豪華な声優陣を起用しながらも言葉を失った世界を舞台にしているという事で非常に独特な世界観が印象的で、ルーンファクトリーシリーズと同じ世界…
江戸を駆ける聖杯戦争 Fate/Samurai Remunant(以下、FSR)は今や大人気IPとして知られるFateシリーズを歴史系ゲームの雄コーエーテクモゲームスによるARPGとして表現した作品である。 筆者はFateシリーズに関してはテレビアニメシリーズを視聴した程度の知識…
火を点けろ、燃え残った全てに ARMORED CORE Ⅵ : FIRE OF RUBICON(以下、AC6)はARMORED CORE(以下、AC)シリーズ待望の新作タイトルである。ACシリーズは続編を待ち望む声がミーム化してから久しいが、半ば続編は諦めムードも漂っていたように感じられる。何…
死と再生の物語 シャドウハーツⅡは旧スクウェアのメンバーが設立したサクノスを再編したノーチラスが開発を行い、アルゼ(現:ユニバーサルエンターテインメント)が販売したPS2向けRPGタイトルである。 筆者は前作をプレイしないままに本作を手に取ったのだが…
運命の輪が回る時、闇に葬られたもうひとつの歴史が動き出す。 シャドウハーツは旧スクウェアのスタッフが設立したサクノスが開発、アルゼ(現:ユニバーサルエンターテインメント)が販売したPS2向けRPGである。 筆者はシャドウハーツⅡをプレイした後に1をプ…
バトルオペレーション、セット!! ロックマンエグゼはGBAのローンチタイトルの1つとして発売された作品である。その独特なシステムはやり込みとしても、対戦としても盛り上がり一定の根強いファンがいるシリーズ作品となっている。かくいう筆者もロックマンエ…
最高品質の凡庸さ ファイナルファンタジーXVI(以下、FF16)はスクウェア・エニックス最大のIPであるファイナルファンタジーシリーズのナンバリングタイトルである。前作ファイナルファンタジーXVが描写不足のストーリー、ゲームプレイとシチュエーションの乖…
この世界は「選択」の連続だ LOOP8はガンパレード・マーチや刀剣乱舞で知られる芝村裕吏氏の携わる作品だ。筆者は中でもNPCとのインタラクションに極振りした絢爛舞踏祭に非常に感銘を受けた過去があり、それ以降には類似したフォロワー作品がでない事にも寂…
王国の泪 ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom(以下、ゼルダTotK)は歴史的な傑作ゼルダの伝説 Breath of the Wild(以下、ゼルダBotW)の続編に当たる作品だ。ゼルダシリーズとしては同じ主人公が続投するケースは非常に稀であり、ベース作品となるタイトルがあ…
最後の夏、最後の秘密 ライザのアトリエ3(以下、ライザ3)はガスト開発、コーエーテクモゲームス販売のアトリエシリーズ、そしてライザシリーズの最終作品となる1作である。ライザシリーズはアトリエシリーズの刷新を狙った作品群であり、筆者が初めてプレイ…
ケモノ娘の神殺しRPG Echocalypseは(以下、エコカリ)は中国のYOOZOO GAMESが提供するスマートフォン向けアプリゲームである。 筆者が本作に興味を持ったのはRPGを中心としたゲームプレイに定評のあるVTuberニュイ・ソシエールさんが紹介しているのを拝見して…
光は、消えゆく。やがて、夜迫る。 オクトパストラベラーⅡ(以下、オクトラ2)は「HD-2D」というフォーマットを世に打ち出して成功を収めたオクトパストラベラーのシリーズ2作目のタイトルだ。 前作以降、HD-2Dは非常に多くの展開を見せておりスクウェア・エニ…
全は一、一は全 鋼の錬金術師 Mobile(以下、ハガモバ)は不朽の名作であり一時代を席巻したマンガである鋼の錬金術師のスマートフォン向けゲームである。 鋼の錬金術師は筆者の世代は正にドンピシャであり、その物語や世界設定に非常に惹かれていた。アニメの…
目指せモンスターマスター ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド(以下、DQM)は筆者が初めてまともにプレイしたドラゴンクエストシリーズの作品である。それ以前にもドラゴンクエストシリーズはプレイした事はあったのだが、キャラクターや一…
未来を繋ぐ、指輪と竜の物語 ファイアーエムブレム エンゲージ(以下、FEエンゲージ)は登場から33年となるファイアーエムブレム(以下、FE)シリーズの14作品目(リメイクなど除く)の作品だ。 前作に当たるFE風花雪月でシリーズにとって更に大きな躍進を遂げただ…
キミだけの宝探し ポケットモンスター スカーレット/バイオレット(以下、ポケモンSV)はポケットモンスター ソード/シールド(以下、ポケモン剣盾)以来のポケットモンスター本編の新作である。本作の登場は驚きであった。なにせ2022年の初頭には新たな試みをし…
母なる海 ABZÛはGiant Squidが開発した海中探索ゲームだ。開発のGiant Squidは「風ノ旅ビト」で知られるthatgamecampanyから独立したメンバーによって設立された経緯がある。ゲームタイトルである「AB」は”水”を、「ZÛ」は”知識”を意味しているという。筆者…
死季を生きる Harvestellaはスクウェア・エニックスによる農牧 x ARPGの作品である。この手の作品としてはルーンファクトリーシリーズが先駆的に登場しており、インディータイトルとしてもStardew Vallerなども存在している。2022年頃にはその他にも牧場系作…
交わることのなかった伝説 聖剣伝説 Echoes of Mana(以下、聖剣EoM)は聖剣伝説シリーズのキャラクターが一堂に会するスマートフォン向けタイトルである。スマートフォン向けのソーシャルゲームの王道なマネタイズはガチャとなるため、このような方向性のタイ…
フィールド作りパズル DorfromantikはToukana Interactiveが開発した街や森などが設定されたパネルを配置してフィールドを作っていくパズルゲームである。 筆者が本作に興味を持ったのは任天堂のIndie World(2022/11/10)にて紹介された際に手軽に遊べそうで…
共同戦線 SDガンダム バトルアライアンスは最近のガンダムシリーズのゲームとしては少ないARPGタイプの作品である。筆者はこういった方向性の作品が出て欲しいと頭の片隅で思っていただけに、本作の登場は嬉しいところだったのだ。 SDガンダム バトルアライ…
夢も希望もありゃしない ”ホワイトライオン伝説 ピラミッドの彼方に”はケムコより発売されたファミリーコンピュータ(以下、FC)向けのRPGだ。本作の発売のおよそ1年前には「ピラミッドの彼方に ホワイトライオン伝説(1988年)」という映画も公開されていたとい…
魔装竜降臨 アニメのゾイドが大好きになった筆者はゾイドのゲームが発売されるとの事でワクワクして購入した作品こそ"ゾイド 邪神復活!~ジェノブレイカー編~"であった。何よりも筆者が初めて購入したゾイドゲームでもあった作品だ。また、初回限定では帝国…
生きるために戦う。戦うために生きる。 ゼノブレイド3は任天堂の子会社であるモノリスソフトが手掛ける作品だ。筆者はJRPGへの希望を感じさせてくれたゼノブレイドというシリーズの大ファンである。そんな作品の最新作が2022年02月10日のNintendo Directにて…