死は別れではない Death Stranding 2 : On The Beach(以下、DS2)はコジマプロダクション開発のDeath Strandingの続編である。前作は現代で最も影響力があると言っても過言ではないゲームクリエイター小島秀夫氏が新たに立ち上げたスタジオである事に加えて、…
共にすこやかでありますように 龍の国 ルーンファクトリー(以下、龍ファク)はルーンファクトリーシリーズの外伝的位置付けとなる作品だ。舞台となる東方の地はシリーズでも断片的に語られてきた経緯があり、シリーズファンからすればそういう意味でも興味深…
あなたはまだ、月のこわさを知らない… ゼルダの伝説 ムジュラの仮面(以下、ゼルダMM)は2000年にNintendo64向けに発売されたゼルダの伝説シリーズの作品である。本作はプレイするにあたって本体メモリを36Mbit(4.5MB)にするメモリー拡張パックを導入する必要…
新エリー都へようこそ! ゼンレスゾーンゼロ(以下、ZZZ)は現代のアニメ調RPGを牽引するmiHoYo(HoYoverse)の作品だ。リリース前の時点からその映像演出は話題になっており様々な媒体で取り上げられていた。かく言う筆者も新時代の映像表現のスタンダートとも…
RPG世界の街建設 冒険ダンジョン村はカイロソフトからリリースされている作品だ。カイロソフトでは「中毒性の高い作業ゲーム」が数多くリリースされているのだが、そんな作品群の中の1つである。 筆者が本作を購入したのはこういったタイプのゲームでリラッ…
合意と見てよろしいですね? メダロット2はイマジニアよりゲームボーイ向けとして発売されたRPGタイトルだ。このメダロット2はコミックボンボンでのコミカライズ、そしてアニメも放送された作品となっている。何を隠そう筆者のメダロットとの出会いもアニメか…
道は、どこまでも続いている ガールズメイドプディングはKAMITSUBAKI STUDIOが制作し、Kazuhide Oka氏がシナリオを担当する作品である。筆者はKazuhide Oka氏が制作したナツノカナタ beyondをプレイし、その内容が非常に心に残った事から本作に興味を持った…
果ても終わりもない夏の彼方 ナツノカナタ beyondは日本の個人開発者Kazuhide Oka氏が制作したテキストアドベンチャーだ。本作は元々2022年にフリー版としてナツノカナタがリリースされており、それに追加要素などを加えて販売されたのがナツノカナタ beyond…
ポップな2Dプラットフォーマー ワギャンランドはナムコより発売されたタイトルだ。そもそもワギャンとはエレメカ(モグラ叩きやクレーンゲームなどのような筐体ゲーム)として発売されており、ワギャンに向かって叫ぶことで音声が再生されるようなものだったよ…
版権ロボットアクションの名作 機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINYはガンダムバトルシリーズのガンダムSEEDおよびSEED DESTINYを主軸としたARPGだ。本作は元々PlayStation Vitaにて販売されたものの、世界的にシェアの低いハードでもあった事から多くの人…
自分だけの最強部隊で戦場へ出撃せよ SDガンダム Gジェネレーション エターナルはSDガンダム Gジェネレーションシリーズのスマホアプリだ。 2025年時点のガンダムシリーズはそもそも良い波が来ていた。水星の魔女(2022~2023年)によってSNSでも物語の伏線描写…
そこに山があるなら登るしかない アイスクライマーはファミリーコンピュータにて発売されたジャンプアクションをベースとした作品だ。本作は今回レビュー対象とするコンソール版の他にアーケード版も存在している。この頃のゲームではアーケード版を後に家庭…
記憶を紡ぎ、想いを辿る。 ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~はコーエーテクモゲームス内のガストのアトリエシリーズ作品だ。 前作にあたるライザシリーズでは様々な当たり前を見直して一定の成果があり新たな客層も取り込めた印象がある。その…
集めて、飾って、バトルする Pokémon Trading Card Game Pocket(以下、ポケポケ)はポケモンシリーズで待望されていたポケモンカードのアプリゲームである。かつてはゲームボーイにおいてもポケモンカードGBおよびポケモンカードGB2が発売されていたが、以降…
秩序は影の中で築かれる Assassin's Creed Shadows(以下、アサクリシャドウズ)はUBISOFTのAssassin's Creed(以下、アサクリ)シリーズ待望の日本が舞台の作品である。その期待感とは裏腹に、ダブル主人公制であり、その一人が織田信長に仕えたアフリカ系の弥…
戦乱ドラマのJRPG 幻想水滸伝はコナミから1995年12月15日に発売されたRPGである。1990年代のJRPG黄金期を彩る1本として有名なシリーズではあったものの、プレイした事がないばかりかほとんど内容を知らなかったことが心残りとなっていた。コナミは当時からし…
現代RPGへのランドマーク The Elder Scrolls V : Skyrim(以下、Skyrim)は現代RPG界の盟主とも言うべきベセスダから2011年12月08日(日本)に発売されたタイトルだ。今やこのタイトルを知らない人がいるのだろうかと思うレベルではあるのだが、Skyrimというタイ…
人と自然の物語 モンスターハンター ワイルズ(以下、モンハンワイルズ)はモンスターハンターシリーズのタイトルだ。発売前の時点においては、その要求スペックの高さが話題になり遊べるのかどうか自体が不安視されたが、その後に最適化が進みスペックの推奨…
シリーズ最高の三國志体験 真・三國無双 ORIGINS(以下、三國無双オリジンズ)はシリーズとして久しぶりの登場である。前作にあたる真・三國無双8はオープンワールドの三國無双に挑戦こそしたものの、当時の水準からしても非常にレベルの低い内容に着地してし…
最初の一口目は最高に旨い メダロットサバイバー(以下、メダサバ)はメダロットシリーズの派生作品であり、名前からも理解できる通りVampire Surviversライクなゲームになっている。 メダロットシリーズは好きな作品群でもあり、手軽にプレイできそうであった…
俺ガンプラを組み上げろ! ガンダムブレイカー4はガンプラをベースとして自由にカスタムして楽しむガンダムブレイカーシリーズのナンバリングタイトルだ。コンソール向けの前作に当たるNew ガンダムブレイカーでは設計の意図こそ理解できるものの、根本とし…
竜頭蛇尾 FANTASIAN Neo Dimension(以下、FANTSIAN)はファイナルファンタジーシリーズの生みの親として知られる坂口博信氏が率いるミストウォーカーの作品だ。本作は元々Apple Arcadeにて配信され、前編が配信された後にアップデートにより後編が配信される…
そして伝説がはじまった… ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…(HD-2D)(以下、ドラクエ3)はドラゴンクエストシリーズのHD-2D企画の最初の1作目だ。オリジナルはファミリーコンピュータにて1988年に発売され、社会現象にまでなった絶大な人気から数多くのリメイク…
プラットフォーマーの金字塔 ドンキーコングはアーケード版(1981年)で発売されたものが1983年にファミリーコンピュータ向けに一部をオミットして移植された作品である。アーケード版は基盤が在庫としてストックしてしまった事から、それを解消するために急造…
面白さの詰め合わせ Vampire Survivorsはロンドンを拠点とするponcleによって開発され、瞬く間に一世を風靡したタイトルだ。日本においても数多くの配信者が本作をプレイしていた時期があり、それがきっかけで目にした事のある人も多いのではないだろうか。…
運命に抗う、絆と愛の幻想戦記 ユニコーンオーバーロードはヴァニラウェアの制作したSRPGタイトルだ。ヴァニラウェアと言えば2Dのドットやグラフィックスによる滑らかで細やかな表現が印象的なメーカーだ。本作は制作に10年を要したとされるが、お得意の映像…
ゼルダの冒険 ゼルダの伝説 知恵のかりものは2Dゼルダの完全新作となっている。本作はゼルダシリーズの中でも待望の「ゼルダ姫が主人公のゼルダの伝説」という意味でも嬉しさがあった事を記憶している。発表当初からそのビジュアルから制作はグレッゾではな…
米は力だ! 天穂のサクナヒメは日本のインディーチーム”えーでるわいす”が制作し、もはや筆者が語る必要もない程に有名になった日本産インディータイトルだ。その人気は発売当時から凄まじく、日本のインディーシーンとしては間違いなくトップクラスの知名度…
熱血で硬派そうなウマ娘達 ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!(以下、ハチャウマ)は筆者としては待望のコンソール向けウマ娘作品である。本作は熱血くにおくんシリーズを元ネタとしたゲーム内容となっており、デベロッパーもARC SYSTEM W…
異文化への受容 聖剣伝説 Visions of Mana(以下、聖剣VoM)は聖剣伝説シリーズの非常に久しぶりの最新作となる。それまでにもリマスター作品群や聖剣伝説3 Trials of Manaの大幅リメイクなどで一定の評価上げており、その中で聖剣伝説30周年の生放送(2021年)…