2020-01-01から1年間の記事一覧

【レビュー】Assassin's Creed Valhalla

生きるための侵略 Assassin's Creed Valhalla(以下、アサクリヴァルハラ)はヴァイキング時代をモチーフとした作品だ。Assassin's Creed Origins(以下、アサクリオリジンズ)と同様のアクションRPG路線のオープンワールド型タイトルとなっている。 ヴァイキン…

【レビュー】ファイナルファンタジー クリスタルクロニクル

忘れた思い出はどこへ行くのか ファイナルファンタジー クリスタルクロニクル(以下、FFCC)はゲームキューブ(以下、GC)にてリリースされたファイナルファンタジーシリーズの外伝的立ち位置の作品だ。 熱心なスクウェア教徒であった筆者は久しぶりに任天堂ハー…

【レビュー】Ghost of Tsushima

對馬の冥人 Ghost of Tsushima(以下、GoT)はアメリカのデベロッパーであるサッカーパンチが制作した日本の侍にフィーチャーしたゲームである。GoTが発表された際に意外であったのは海外のデベロッパーが侍ゲームの題材として選んだのが「蒙古襲来(元寇)」で…

【レビュー】ゼノブレイド

未来を切り開く 筆者は当時(2010年頃)のJRPGに辟易していた。2010年頃の「JRPG」という単語自体も「日本産RPG」というよりも「旧態依然のシステムを使い回し続けるRPG」という蔑称としてのニュアンスが日本でも海外でも強い印象で、かくいう筆者も日本メーカ…

【レビュー】ファイアーエムブレム 封印の剣

人の可能性を信じる ファイアーエムブレム 封印の剣(以降、FE封印の剣)は筆者が初めて知ったファイアーエムブレム(以降、FE)シリーズタイトルだ。理由は単純で大乱闘スマッシュブラザーズDXにて登場したロイがきっかけでファイアーエムブレムという作品に興…

【レビュー】ASTRAL CHAIN

1コントローラー2コントロール ASTRAL CHAINはダイナミックなアクションゲームで高名なプラチナゲームズが開発したタイトルだ。本作はプラチナゲームズの田浦貴久さんが初めてディレクションを担当する作品だ。そういう事もあってかビジュアル面の方向性など…

【レビュー】聖剣伝説3 Trials of Mana

マナの試練 聖剣伝説3 Trials of Mana(以降、聖剣3リメイク)は聖剣伝説3をリメイクして誕生した作品だ。本作はE3 2019にて発表されたが、筆者はその発表に驚きと喜びが同時にあった事を覚えている。驚いた点の1点目はリメイクが発表されたこと、それ自体だ。…

【レビュー】ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ

命知らず ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ(以下、P5S)はアトラスとコーエーテクモゲームスとのコラボレーションによって生まれたタイトルだ。 発表当初は「ペルソナ無双か!?」という印象が強く、いわゆる"お祭りゲー"なのだろうと思っ…

【レビュー】幻影異聞録♯FE

Reincarnation 幻影異聞録♯FE(以下、幻影異聞録)はファイアーエムブレムシリーズで知られるインテリジェントシステムズと女神転生やペルソナといった作品で知られるアトラスがコラボした事によって生まれた作品だ。当初WiiUでコラボが発表された当時には一体…

【レビュー】SDガンダム Gジェネレーション クロスレイズ

交差しない光 SDガンダム Gジェネレーション クロスレイズ(以下、クロスレイズ)は名前の通りだがGジェネレーション(以下、Gジェネ)シリーズの作品だ。筆者のGジェネシリーズ遍歴は「Gジェネレーション アドバンス」「ワールド」をプレイしている程度であり、…

【レビュー】ポケットモンスター ソード/シールド

剣と盾 ポケットモンスターソード/シールド(以下、ポケモン剣盾)は20年以上の歴史を持つポケットモンスターの本編シリーズが初めて据え置き相当のコンソールに登場した記念すべき作品だ。映像のクオリティが格段に上がり、ワイルドエリアと言う広いフィール…

【レビュー】ラストストーリー

秩序と混沌 筆者がこのラストストーリーと言うタイトルをプレイするのは必然と言えただろう。モノリスソフトのゼノブレイドも同様であったのだが、ミストウォーカーのラストストーリーにおいても敬虔なスクウェア教徒であった筆者にとっては強烈な魅力を持っ…