2019-01-01から1年間の記事一覧

【レビュー】ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~

ひと夏の成長 筆者はライザのアトリエがアトリエシリーズに触れる初めて作品となる。アトリエシリーズは非常に根強い人気のある作品である事は知っていたのだが、どういう訳か縁が無かった。今回のライザのアトリエに関しては向上したグラフィック面はもちろ…

【レビュー】Death Stranding

Tommorow is in your hands. Death Stranding(以下、DS)は小島秀夫監督が指揮する新生コジマプロダクションの記念すべき最初の作品だ。 小島監督がコナミ時代に制作したP.T.で共演したノーマン・リーダスが引き続き登場するという発表は衝撃的であり、感動的…

【レビュー】Metal Gear Solid V : The Phantom Pain

平和が終わる、Vが目覚める。 Metal Gear Solid V : The Phantom Pain(以下、MGSV)はステルスアクションであるメタルギアソリッドシリーズにオープンワールドの概念を導入した意欲的な作品だ。2019年時点では日本メーカーの作品でオープンワールドを導入した…

【レビュー】DAEMON X MACHINA

身体は闘争を求める DAEMON X MACHINA(以下、DXM)はアーマードコアの系譜を受け継ぐロボットアクションゲームだ。ロボットアクションゲームがめっきり少なくなった昨今、DXMのようなゲームが登場するだけでも嬉しい限りだ。 本作はリリース前にユーザーのフ…

【レビュー】ファイアーエムブレム 風花雪月

フォドラの夜明け キャラクターベースSRPGの始祖的存在のファイアーエムブレム(以降、FE)シリーズであるファイアーエムブレム風花雪月(以降、FE風花雪月)はWiiの「暁の女神」以来となる実に10年以上ぶりの据え置き向けFEだ。筆者は「封印の剣」からFEシリー…

【レビュー】じんるいのみなさまへ

ユートピア的ディストピア 最初に記載するが筆者はADVなどのゲームに疎く、また得意ともしていない。その事を念頭に置いてレビューを参照して欲しい。 ADVが得意でない筆者が本作「じんるいのみなさまへ」に興味を持ったのは、ひとえにその設定の魅力である…

【レビュー】妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている

ぼくらは同じ空を見上げている 筆者が妖怪ウォッチ4に興味を持ったのはゲームプレイが一新されたと言うポイントが大きい。それまでのシリーズは良くも悪くも「古典的なRPG」の印象があり、わざわざプレイしようと言う気になれなかったのが正直な所だった。そ…

【レビュー】Starlink : Battle for Atlas

長所は短所 Starlink : Battle for Atlas(以下、スターリンク)はUBISOFTから発売されたトイと連動したゲームプレイが可能なゲームだ。 筆者は2017年のE3でお披露目された際に観た宇宙戦闘の良さそうな手触りとユニークなトイが面白く感じた。そして2018年のE…

【レビュー】聖剣伝説3

子午線の子供達 聖剣伝説3は学生時代の筆者が長らくやりたくてたまらなかったゲームであった。聖剣伝説2をプレイし、人生で初めて「ハマった」と言えるほどに好きになったゲームの続編に当たるのだから無理は無いだろう。しかし、当時はSFC後期の名作ともな…

【レビュー】テイルズ オブ ヴェスペリア

正義を貫き通す テイルズ オブ ヴェスペリア(以下、ToV)はテイルズ オブシリーズの本編作品としては10作品目となる記念すべき作品だ。筆者のテイルズ歴はと言うと「デスティニー」「デスティニー2」「ハーツ」「レディアントマイソロジー」辺りをプレイした…

【レビュー】SEKIRO : SHADOWS DIE TWICE

成すべき事を成す SEKIRO : SHADOWS DIE TWICE(以下、隻狼)は”死にゲー”と形容されるサブジャンル「ソウルシリーズ」の総本山フロムソフトウェアの作品だ。 世界観はソウルシリーズでは西洋の中世/近世ファンタジーであったが、本作では戦国時代をベースとし…

【レビュー】ファイアーエムブレム ヒーローズ

キャラクタービルドの聖地 ファイアーエムブレム ヒーローズ(以下、FEH)は2017年にサービスが開始されたファイアーエムブレム(以下、FE)シリーズのスマートフォン向けアプリだ。 FEHはいわゆるシミュレーションRPGのゲームであり、歴代のFEシリーズに登場し…

【レビュー】三國志13

濃密なる三國志ライフ 筆者は三國志シリーズのプレイ経験は8からであるため、それほど古参の付き合いではないとは思う。しかし、それでも筆者の好みはわかるようになった。三國志シリーズではいわゆる君主プレイと全武将プレイの2パターンあるが、筆者は全武…

【レビュー】よるのないくに2

月の欠けた紺碧の夜 最初に書いておこう。筆者は前作「よるのないくに」をプレイしていない。本作「よるのないくに2」がシリーズ初めてだ。そのため、前作をプレイしていればこそのシーンに対してのリアクションは行えなかった。ご了承願いたい。 よるのない…