【レビュー】アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ

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私に出会ってくれてありがとう

筆者がアイドルマスターというコンテンツに出会った理由は比較的レアな部類だろうと思っている。
元々、名前は知っていたものの、アーケードゲームであったり、Xbox系列でのリリースであったりと言う面で筆者は無縁だった(アイドルマスター2の時の一悶着が当時としては一番の印象であった)。
だが、ラジオ制作をしている篠崎高志氏が好きであった筆者は、彼の携わっていた色々なラジオを聴くようになった。
その中の1つがアイドルマスターのラジオ(当時はラジオdeアイマSHOW)だったのだ。
そしてそこからアニメが始まり、媒体もスマホ向けのものがリリースされ、果ては女性向けのものもリリースされ…と多様な戦場で戦うコンテンツとして認識している。

そんな(割とどうでもいい)馴れ初めがありつつ、
今回はスマートフォン向けの音ゲーとして登場した
アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ(以下、デレステ)をレビューしていこう。

なお、近年のタイトルではコンシューマ・スマホ向け問わず将来的なアップデートによりレビューの内容と齟齬が発生する場合がある。
そこにはご了承いただきたい。

 

cinderella.idolmaster.jp

 

ストーリー

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アイドルマスターシリーズの設定は振り幅があるのが魅力的だ

アイドルマスターシリーズの特徴的なポイントとして「媒体によって設定が異なる」 という点がある。
キャラクターのコアとなる設定(外見や性格、家族構成など)が変わる事は無いのだが、それ以外に関しては振り幅があるのだ。
そのためゲーム、マンガ、アニメでそれぞれ異なるストーリーが展開される。そうであるが故にユーザー側はライト層視点ならば「どこが導入となっても良い」ように構築されているし、コア層も「そういうものだ」と受け入れやすい土壌となっているように思う。
そういったユーザーがついていきやすい環境がアイドルマスターシリーズが長く続いている理由の1つではないかと筆者は思う。

アイドルマスターシンデレラガールズのキャラクター人数は180名を超えており、他に類を見ないほどに多い。
キャラクターの個性も非常に多種多様であり、必ず1人はお気に入りになるアイドルを見つける事ができるだろう。
ただボイスに関しては全員ついているわけではない。
年に一度行われるシンデレラガール総選挙(端的に言えば人気投票)などのイベントを契機にボイスが実装される事がほとんどだ。
ボイス未実装のアイドルは少々寂しい気持ちになるかも知れないが、逆に言えば自分が(あなたが)応援する事によってボイスが実装されるかも知れないと言うのは魅力でもあるだろう。

しかしながら、「180名超」という物量はプラスとも言えるがマイナスとも言える。
これは人数が多すぎて尻込みをしてしまう人もいるのでは無いかと思うのだ(現に筆者の友人がそうであったのだが)。
今更これをどうする事もできないため、むしろこの状態を活かして戦う事がアイドルマスターシンデレラガールズというコンテンツの腕の見せ所となる。

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紙芝居形式の話ではあるが内容はバラエティ豊かだ

話をデレステに戻すが、本作においても前述した「媒体によって設定が異なる」 という点は同じだ。
アイドルマスターシンデレラガールズのアニメ(2015年放送)を意識した設定が多くあるものの、デレステ固有のストーリーや時間軸が存在している。

本作のストーリーは「コミュ」と呼ばれる。
コミュはキャラクター個別に用意されたものや複数のキャラクターが会話を繰り広げるものがある。
話自体は笑えるものからシリアスなもの、中には真剣に取り組むあまり衝突するようなものまで多種多様で楽しい。
また、アイドルマスターシンデレラガールズというコンテンツを全く知らなくても徐々にキャラクターの個性を知る事ができるようになっている。
アイドルの人数の多さに尻込みしている人も安心してプレイして良いだろう。

 

システム

本項ではデレステにおけるシステム全般を紹介しよう。

 

LIVE

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楽曲選択画面の新旧GUI

こちらは新旧の楽曲選択画面だ。アップデートにより楽曲の選択の画面が変更されている。新GUI(上図の左側)においてはよりリスト形式に近付いた。
これは楽曲が余りにも増えているためこのようなGUIへと変更されたと推測できる。
しかし、綺麗にまとまった印象こそあるが、視認性は余り良くなく、選択も少々やりにくい。
現在選択されている楽曲以外はやや小さいテキストを頼りに探す必要があるため(絞り込みはあるにしても)「あの曲をプレイしたい」と思った際に探すのは少々大変だろう。

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GUI版のグラフィカルな一覧

GUIではカバーイラストをタップする事で上図のような形式での一覧を表示する事も可能だ。
とは言え、こちらも一覧化しただけであり使い勝手はそう変わらない。
しかしながら、これだけの曲数をこのように一覧化すると圧巻だ。

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3Dライブと2Dライブの好みの方でプレイ可能だ

最初にお伝えするが、上図は筆者が苦肉の策(スマートフォンの画面録画)によってゲームプレイ中のスクリーンショットを撮ったものとなっている。
そのため、(録画環境の影響により)少々解像度が低くなってしまっているが本来であれば1080pでも動作可能だ。

本作はリズムゲーム…いわゆる音ゲーだ。
内容としては一般的でリズムに合わせて落ちてくるノーツを処理していくものだ。スマートフォンアプリであるためフリック操作なども存在する。
プレイ中の画面は3Dによるライブを後ろで流しながらも、2Dモードでプレイする事も可能だ。好みに合わせて設定をするのが好ましい。
リズムゲームとしてユニークなポイントがあるとすれば、落ちてくるノーツを「表現」として利用している点だろう。
歌詞中に「冬」に関する文言があれば、それに合わせてノーツで雪の結晶の形を表現したりと言った遊び心ある譜面にしている事がしばしばある。
3Dモデルによるライブだけではなく、ゲームプレイに直接関りのあるノーツでも楽曲を表現しているのは面白い。

PCやスマートフォンと言うハードは(規格や性能が統一されていないため)ゲームプレイの動作を開発側が保障する事が難しい。そのため、快適にプレイをしたい場合には公式に動作確認が行えているもの(またはそれに近い機種)を選択する事が望ましいだろう。
筆者もそうだったのだが、古い機種を使用した場合にはリズムゲームとしては致命的な「反応しない」「フリック抜け」「ロングノーツ(長押し)途切れ」などが発生してしまう可能性がある。
こればかりはパブリッシャーやデベロッパーに文句を言うのはお門違いであるため、余程動作が気になる場合には「買い替え時」だと思った方が良いだろう。

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縦持ち用のSmartライブ

ライブはスマートフォンを横に持ってプレイするものが標準なのだが、片手でプレイできるように縦持ちでプレイできる「Smartライブ」というものもアップデートによる追加されている。
こちらはリズムゲームとしては問題なく遊べるものの、楽しさと言う観点からすれば通常のライブとは程遠く、時間はあるが横持ちは出来そうにないような状況でない限りは積極的にプレイしようと思わなかった。
上図は練習プレイの画像なのだが、こちらも3Dライブと2Dライブの両方から選択可能だ。

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GRAND LIVE

GRAND LIVEは2019年6月末頃に追加された新しいライブだ。
特徴的なポイントとしては「アイドル15人でのMV」だろう。
それまでは基本的に多くて5人がワンカットに登場する形であったが、GRAND LIVEでは上図の上のように一気に15人が登場するのは魅力的な絵面だ。
何よりも自分好みの編成を15人選択できるのは嬉しい事だろう。

変わったのはMVだけでは無く、ゲームプレイも変化している。
今までは1ユニット辺り5人で編成を行っていた訳だが、文章では少々ややこしいかも知れないがGRAND LIVEでは専用の編成を組む訳では無く3ユニットを設定する事で15人を編成する形となる。

音ゲー部分である実際のライブパートは上図の下2つを参照して頂きたい。
これを観てピンと来る方もいるかも知れないが、GRAND LIVEでのライブパートはかなり劣悪なゲームプレイを強要される。
ゲームプレイを劣悪にさせているのはノーツの小ささだ。
画像はほぼ同じポイントをスクリーンショットで撮ったものになる。
まずは左側の画像を参照して欲しい。
左の画像の下方にはフリックのノーツが落ちてきており、更に最上段にはタップのノーツが落ちてきている。
しかし、「ノーツの縦幅が小さすぎてタップのノーツなのか、フリックのノーツなのか、右フリックなのか、左フリックなのかを判別するのは至難の業」と言わざるを得ない。
落ちてくるノーツを視認しようにも、どれも同じノーツにしか見えないのだ。
右の画像のように設定から色を変更した場合であっても結局のところ縦幅が小さすぎて矢印がどちらか判断できないため、矢印ではなく「色」で覚えるしかなく直感性が薄れている。
また、それだけではなく右上に表示されるコンボ数表示に落ちてくる小さいノーツが被ってしまうため右側のノーツは落ちてきたことに気が付きにくい状態にもなってしまっている。

難易度の高い曲で自身のプレイスキルが低いためにノーツが取れないのであれば納得感はあるが、GRAND LIVEのライブパートは明らかにそれとは一線を画している。
GRAND LIVEの視認性の改善は早急に行っていただきたい限りだ。

 

ルーム

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ルームはリズムゲームとは全く関係ないが時間泥棒だ

本作では「ルーム」と呼ばれる要素がある。
ルーム内では「ぷちデレラ」と呼ばれるミニサイズとなったアイドルが歩き回るエリアを装飾する事ができる。
装飾は家具や床、壁紙などで行うことができる。
興味のない人は非常に簡素なルームで済ませてしまってもゲームをプレイする上では何も問題は無いが、レイアウトにこだわりたい人は延々とプレイできるだろう。
レイアウトに使用する家具などはゲーム内通貨「マニー」を消費して購入する事となる。
マニーはライブをするなどして獲得できるので、資金の少ないゲーム開始時はとにかくライブをする事になる。

アップデートによりレイアウトのプリセット登録が行えるようになったほか、5周年アップデートの一環として保有できるルームの数も増えたのは嬉しい限りだ。
 

ガシャ

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収益形態はF2Pとして一般的なガシャ形式だ

デレステの収益形態はFree to Play(F2P)型のゲームにおいて一般的なガシャ課金(ルートボックス)形式だ。
プラチナガシャではジュエルと呼ばれるものを消費してアイドルを獲得する事となるが、このジュエルを有償で購入する事ができる。
しかし、ジュエルはログインボーナスやイベントなどで少量ながら獲得可能なため普通にプレイする上では無課金であっても全く問題無いという印象だ。
お金を出してでも迎え入れたいアイドルがいる(出来た)時にだけ課金する。
筆者はそれで良いと思っているし、それが健全だろう。
また、いわゆる”天井”も存在するため「どうしても欲しい…」という場合には天井を目指しても良いかも知れない。

なお、ジュエルはガシャの他にもアイドルの3Dライブで着用できる衣装を購入する事にも使用可能だが、こちらは有償ジュエルのみが対象となるためログインボーナスなどで獲得したジュエルでは獲得できない。

 

営業

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いわゆる放置ゲー的な営業

アップデートにより「営業」と言われる要素が追加された。
これはいわゆる放置ゲー的なもので、アイドルに仕事を依頼して完了まで待つものだ。
仕事依頼する事でデメリットは何も発生しないので積極的に使用すると良いだろう。
営業は完了するのに実時間で数時間かかるが、スタミナを消費する事で一気に完了される事も可能だ。
また、アップデートにより営業を行う事で解放されるコミュも実装されるようなったためコミュ解放の営業は積極的に行いたい所だ。

この営業は当初アクセス面に問題を抱えており、前回と同じアイドルを営業に向かわせる場合には再実行が簡単に可能であるが、イベント専用に追加される営業をはじめとして初回の営業の際には数多くのアイドルから選択する必要があり面倒さがあった。
しかし、アップデートにより比較的簡単に営業メンバーを選択できるようになった。
とは言え、追加されたのは「実行する営業に適切なメンバーの自動選出」であるため自分の思ったようなメンバーにしたいケースには対応できておらず若干痒い所に手が届いていない。

 

イベント

イベント内容を詳しくは説明しないが、デレステにおいては月に4回ほどイベントがローテーションで行われている。
イベントは約一週間開催され、イベントのリワードとしてイベント限定仕様のアイドルが獲得できる。
獲得方法はランキング入賞もあるが、ライブする事で溜まるポイントなどに応じて獲得する事も可能である(ただ、ポイントで獲得できるほどプレイしていれば入賞できるのだが)。
イベント内容にもよるが、基本的に前述している「コミュ」も専用のものが公開されており、そちらも併せて楽しむ事ができる。

 

グラフィック

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モーションキャプチャーを使用したアニメーションは素晴らしい

本作のLIVEやMVでは3Dモデルによるライブシーンを観る事が可能だ。
これが本作において最も力の入っているポイントだろう。

3Dモデル自体は標準的なレベルであり、髪の表現やディティールはやや甘く感じるが問題になる程ではない。

デレステにおいてはモーションキャプチャーを使用して制作されている。ここまでは近年なら一般的なレベルであるが、本作においては複数名が登場した状態でのダンスがある。そこにリアルさを演出するために「バラつき」を発生させているとの事だ。
実際に3Dモデルによるライブを観てみるとキャラクター全員が僅かにタイミングが異なっている事が実感できるだろう。
こちらも特筆して珍しいものとは言えないかも知れないが、この辺りにまでこだわって開発されているのは嬉しいポイントだ。

基本的に各アイドルには”SSR”と分類される最高ランクのものが用意されており、SSRでは固有の衣装や髪形となった3Dモデルで3Dライブを観る事ができる。

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MVの手法も変化している

デレステはMVの手法に関しても変化が見て取れる。
筆者はこの手の内容に詳しい訳では無いが最初期のMVと比較すれば、その演出方法のリッチさの向上は火を見るよりも明らかだ。
更にもう少し掘り下げてみると、リリースから1~2年目の期間においては一般的な音楽におけるMVやライブで実際に取り入れられているカメラワークであったり、映像表現が使用されリッチさが大きく向上した時期であるように思う。
そして、3年目辺りになると日本アニメのOP映像などに観られる映像演出が使用されるケースが増えてきており、より幅の広い柔軟なMVとなっている。

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映像演出がエンハンスドされる3Dリッチモード

また、アップデートにより「3Dリッチ」と呼ばれる演出面が強化されたLIVEを楽しむ事ができる。
強化されるのは主にライティングだ。全体的に光源が強化され、陰影も強くなり、反射表現も追加される。
こちらは更にスマートフォンの性能が要求されるが、最近の機種であれば問題なく動作するのでは無いかと思う。
光の表現でここまで印象が変わるのかと驚くばかりだ。

 

サウンド

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アイドルマスターシンデレラガールズの楽曲が数多く収録されている

本作で収録されている楽曲は現在100曲を優に超えている。
楽曲はイベントなどにより月に2曲ほどのペースで増えている。
プレイ初期では一部の楽曲(ソロ曲)はロックされており、前述のコミュにより解禁されていく形となる。

こちらに関してもアイドル同様に物量が多くなっており、アイドルマスターシンデレラガールズに初めて触れる人には少々ハードルが高いと感じるかも知れない。
しかし、こちらもプレイしていけば徐々に覚えていく。気持ち面のハードルさえ乗り越えれば特に問題にはならないだろう。

アイドルマスターシンデレラガールズは楽曲においても非常にバラエティに富んでいる。
アイドルソングのようなものから、バラード、様子のおかしいもの(誉め言葉)まで振り幅が大きく聴いていて飽きない。
こちらもアイドル同様に必ず1つはお気に入りの曲と出会えるのではないだろうか。

(どうでもいいかも知れないが)筆者のお気に入りの曲としては

アイドルマスターシンデレラガールズを代表する「お願い!シンデレラ

まさに圧倒的と言える「こいかぜ」「こいかぜ-花葉-」

妖艶なマッドサイエンティストに思えるがフルで聴くと切ない「秘密のトワレ」

和ロック的な曲調がカッコいい「青の一番星」

クールのカッコよさが前面に出ている「Nocturne」

キュートさが前面に出ている「shabon song」

リズミカルなテンポ感が良くゲームにおける譜面も楽しい「Flip Flop」

デレステ初出で伝説的とも言える色気と可愛さを併せ持つ「Tulip」

一昔前の少女向けアニメのEDを彷彿とさせる「明日また会えるよね」

少しだけ大人のクールな雰囲気を感じさせる「咲いてJewel」

明るい曲調であるが片思いの歌詞でMaster+の譜面が最高に楽しい「きみにいっぱい」

可愛いが前面に押し出された「Kawaii make MY day!」

ロボットアニメのOPかのように熱い「Absolute NIne」「Trancing Pulse」「Trinity Field」

危うさのある歌詞とクールな曲調とMVが非常に魅力的な「クレイジークレイジー

軽快なテンポと小気味良い言葉遊びの歌詞が素晴らしい「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!」

歌詞の内容だけでも感動する「EVERMORE」「always」

…などなど筆者の好きな曲を挙げていけば枚挙に暇がない。

ちなみにゲームファンならば聞いたことがあるかも知れないササキトモコさんがアイドルマスターシンデレラガールズに楽曲提供をしている。
どれも独特で特徴的な素晴らしい曲なので是非とも聴いて欲しい。

 

総評

アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージアイドルマスターシンデレラガールズを今から知る入門としても十分に機能し、また通常のリズムゲームとしても完成度は高いと言って良いだろう。
しかし、その多方面的な物量の多さが間口を狭くしている感は否めず、新規ユーザーを取り込もうと思うなら工夫が必要だ(リリースから時間も経っているためニーズは飽和したと判断して、新規ユーザーよりもアクティブユーザーを重視しているかも知れない)。
とは言え、自分の心にあるハードルさえ超える事が出来れば問題なく楽しむ事ができるアプリケーションとなっている。
リズムゲームアイマスシリーズ・デレマスシリーズに興味があるのであれば間違いなくオススメできるタイトルだ。

 

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